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2010-12-16 (Thu)

送り狼が失敗したら

 接客業関係のお店がハネる、深夜になると、にわかにタクシーは忙しくなる。店が終わって家路につく、ホステスたちを送っていくためだが、このホステスたちの帰り道を、店のお客が狙って待っている場合もある。

 その多くは、「送っていくよ」と親切ヅラして誘い、あわよくば部屋に入れてもらおうというコンタンなのである。 ドライバー歴15年になるFさんは、もともと無口なので、この手合いを乗せるのには適任と言える。その日も、午前1時を回ったころ、銀座から25歳くらいの若くてかわいいホステスと、50代の男性の2人をタクシーに乗せた。


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「運転手さん、横浜の戸塚まで。まず、君を送っていくからね」 行き先を告げた男性はとても紳士的な態度で、女性に語りかけている。(まずってことは、その後どこかに行くってことか) しかしFさんが 「その次」を持っていても、なかなか聞けなかった。それどころか、だんだん男性の態度があからさまになり、とうとう送り狼の本性をむきだしにしてきたのだ。

「いいじゃないか。ね、戸塚から、五反田までは遠いんだし、それにもう遅いしね」 肩を抱きながら、彼女の耳元に吐息と一緒にささやきかける姿がルームミラー越しに見え、(また始まった)ヒF氏は視線をそらした。だが、彼女のほうも、そこはプロである。

「ごめんなさい、今日は本当に疲れてるの」とか、「ダメなのよ。わかるでしょ? アレなの、あんまりいわせないで」と、アノ手コノ手の口実を使って、やんわり断り続ける。

 だが、男性だって負けてない。「もう、店に行かないよ、それでもいいのか?」と脅しにかかると、ホステスは「困らせないで、ね、お願いよ」と応戦する。聞いていられないFさんは、心の耳栓を用意して、ただひたすら運転を続けていた。

 そうこうしている間に、車は目的地に。そして、1人で降りようとするホステスをつかまえて、男性が食い下がった。「じゃ、せめて部屋の前まで送らせてくれよ」こうなったら、意地でも部屋に入れてもらう腹積もりのようだ。だが、ホステスのほうも、負けてはいない。

「ダメよ。ここ、タクシーこないんだから。このまま乗って帰って。あなたのためなんだから。運転手さん、五反田まで行って」こうして、かけひきに破れた男性は、神奈川県横浜市の戸塚区から、東京は品川区五反田まで、むなしく引き返して行くのである。

 女性を降ろし、Fさんがドアを閉めたとたん、それまで親切ヅラしていた男性の顔つきがガラリと変わった。「おい、運転手、何笑ってんだよ。人の話聞いてただろう」どうやら1万5000円ものカネとヒマをかけ不首尾に終わったうっぶんを、甘さんにぶつけて、晴らそうとするつもりだ。

「笑ってないし、聞いてません」Fさんが答えると、ますます怒る。「ほら、聞こえてるじゃねえか。態度悪いんだ、だいたいよー」そして、ネチネチ、車が目的地に着くまでイヤミをいい続けたのである。

(やれやれ、みっともないなぁ。この手の送り狼って、たいてい、失敗するんだよな。まあ、俺が見てきたなかでは10人のうち、9人はダメだね。それがみんな、やつあたりするんだから。すこしはこっちの身にもなってもらいたいよ)

 Fさんは、やりきれない思いを抑さえ、黙って五反田まで運転するのである。ちなみに、女性のほうから「ウチに寄っていかない?」という場合はどうかというと・・。10人男性がいたら、その10人とも、「ハイ」と答えるのだそうだ。

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最終更新日 : 2019-12-13

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