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2024-03-10 (Sun)

会社の経理さんとのHな体験談

 経理のS裕子さんは僕より二つほど年上で当時27,8歳のお局だった。月末月初、期末前後は残業が当たり前で生産部門の一応の責任者だった僕と同じ時間帯に事業所の片隅で仕事に追われていた。

 ある時、生産部門の端末が不調でしばらく事務方の端末を借りて処理することがあって、並んで仕事をしたのをきっかけに何となく話をするようになったのだ。


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 彼女はものすごく肩こりがひどく区切りの仕事が一段落するとマッサージに通うのでせっかくの残業代がそれで飛んじゃうと嘆いていた。

 その話をしながらしきりに手を肩や首筋に持っていってシンドそうに首を回していたので、よかったら少し揉みましょうかと言ってみた。

 遠慮するだろうと思っていたら、よほど辛かったのか、じゃあお願いしようかしらと素直に背をこちらに向けた。学生時代補欠で先輩のスポーツマッサージをやった経験からツボはかなり心得ていた。

 実際、そのマッサージのおかげで、部の先輩女子とねんごろになって童貞を卒業できた経験もあったので、もしかしたら、この美形のお局女史とももしかして・・・というスケベ根性は確かにあった。

 実際、S裕子さんの後ろに立って揉み始めてビックリ!肩も背中も鉄板でも入ってるのかというくらい硬くとっかかりがつかめなかった。

「す、すっごいですね!この硬さ!」
「そうなの。施術してくれる先生もよく驚かれるの」
「こういうのって、いきなり硬いところ揉んでもだめなんですよね。ちょっと遠いところから少しずつほぐさないと」

というと、

「遠いところ?」「そう、腰とかお尻とか下の方から解してってあげないと。」
「そういえば、マッサージは足からやってくれるわね。」
「そうんだんですけど、ここじゃあねえ。」

 いろいろ話していると、皆がいうほどお高く止まった嫌味な女ではなくむしろ大人の色気の漂う魅力的な女性であることがわかってきた。

 肩を軽めに叩きほぐしていると、「もう少し強めにお願いできるかしら」と言ってきたので、あまり強くたたいたり揉んだりすると、

 かえって筋肉を痛めてしまうから徐々に解さないとと説明いたりしたことで信用を得たようで、次の休みの日、お昼を御馳走するから家にきて、マッサージお願いできないかしらと言われた。

 さすがに独身女性の家に行くのはまずかろうと躊躇すると、母も妹もいるから安心してちょうだいと笑われてしまった。

 実際、その日が来て彼女が車で迎えに来てくれて訪れた家は豪邸で、賄いの人が出迎えてくれて、母君、妹君などを交えてランチで談笑した。

 S裕子さんは僕のことを会社の後輩でわたし専属のマッサージ師さんなのと冗談めかして紹介した。祖父母が別棟に住んでいるらしかったが姿を見たことはなかった。

 マッサージは、庭に面したサンルームのようなところでやった。庭を行き来する母君、妹君が時折会釈していった。当の本人はマッサージしやすいようにと、

 Tシャツとジャージという感じでサマーベッドを平らにして横になってる感じでやっていたのだ。彼女の素肌に触れたのはふくらはぎだけで、あとは衣類の上からの施術だったのだが、

 カチカチの背中や肩がみるみる柔らかくなっていくのは手の感触で明らかだった。月に、一二度のペースでそんなことをやってるうちに、季節は夏に近づいていた。衣類が徐々に薄くなっていった。

 鎧を着たような女性がしなやかな感じなっていた。正直、マッサージ中に性欲が沸き上がり、勃起してしまうようにもなっていた。

 でも、二十代半ばを過ぎ、学生時代のような激しい性欲を隠せず気取られてしまうようなことはなく健全な関係を保っていた。

 私は、事業所近くの古い一戸建てを会社から与えられていたが、要は家賃はただでいいから社宅の管理もしろよという程度の話で、実際、いらない庭のメンテなど結構いらない費用がかかっていた。

 野中の一軒家的な解放感は気に入っていたがなんせ古く、冬は寒くて夏は暑い最悪な環境ではあった。納涼会も終わり、月末締めも山を越えてあと少しで夏休みという夜だった。

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最終更新日 : 2024-03-10

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