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2020-11-29 (Sun)

俺の人生で忘れられない女性の女穴と恋

 大学出たばかりの俺は、県庁所在地の本社ではなく、県の南西端の人口10万人足らずの街にある支社から社会人をスタートした。仕事上で商工会と付き合いがあったのだが、

 そこにいた2歳年下の和子という女と仲良くなり、やがて恋に落ちた。和子は小柄で可愛らしい女で、地元の高校を出て3年目だった。お互い惹かれ合い、夏の終わりころには和子は俺のアパートにやってきた。


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 俺は、男の部屋に上がり込んだ以上、和子は覚悟がってのことだと受け取り、和子を抱き寄せキスした後、ベッドに押し倒した。「シャワー・・・使わせて・・・」シャワーを浴びた和子は、恥ずかしそうにその華奢な身体を開いた。

 まだ女子高生のように幼さを残した女体、そして美しい女陰は、初物の予感がした。女唇をめくられてのクンニに、頬を真っ赤に染めて恥じらった。それでも女核を責められればその快感に震えていった。

 快感と羞恥に朦朧とした和子の女穴に、生のまま男根をあてがい、ゆっくりと挿し込んだ。案の定閊えたから、「もしかして初めてかい?」と尋ねると、コクリと頷いた。

 処女膜が破れた瞬間、和子が見せた表情を俺は忘れない。破瓜の痛みにかすかに声を漏らしたが、愛する男の男根で処女膜を貫かれた喜びに、嬉しそうに笑った。

 和子の処女膜を突き破った瞬間、男根の先で感じた感覚は忘れられない。こうして、俺23歳、和子21歳、男と女の関係になった。やがて和子は女核の快感だけでなく、男根の味を覚え、快楽に身を捩るようになった。

 女子高生のように華奢な身体を喘がせて、様々な体位をこなすようになっていった。和子の処女を貰って2年半、俺に転勤の内示があった。

 今度は県の北東端の街にある支社で、当時バイパスが無かったから、県内でも移動には車で3時間かかった。和子を連れていこうとプロポーズした。

 転勤族に娘はやれんと両親の大反対に遭い、ひとり、旅立った。「元気でね、昭雄さん元気でね、さよなら・・・」「さよなら、和子・・・」哀しい別れだった。

 和子との別れから28年後、俺は妻子とともに最初の赴任地へ再びやってきた。街並みはほとんど昔のままで、懐かしさに溢れた。商工会を尋ねると、知った顔はほとんど退職していたが、

 小柄な可愛らしいおばちゃんが俺を見て、優しく微笑みながら名刺を交換した。和子だった。和子は商工会女性部の部長になっていた。

 お互い既婚者なのに、想いを寄せ合ってしまった。もう、昔の俺たちの関係を知る者は、この街にはいなかった。間違った恋なのはわかっていたが、本気で愛してしまった。

 あの頃の想いが蘇り、気持ちが変わらなかった。妻に対する愛は完成した愛で、和子に対する愛は未完の愛だった。一緒の空間にいても、そうでなくても、お互い同じ街にいて、愛しあっている実感があった。

 惹かれ合ったが一線を越えることなく、1年半が過ぎた頃、俺と和子が二人きりで日帰り出張することになった。先方には、朝10時と早めの面会を申し入れ、早朝に出発した。

 目的地まで2時間、車内では昔の恋人時代に戻ってはしゃいだ。仕事を午前中にこなし、昼食を食べ、帰路についた。そのまま走れば3時には到着するが・・・往路でチェックしていたラブホの前に車を止めた。

 和子は黙って頷いた。もう、迷いはなかった。俺54歳、和子52歳、29年ぶりに裸で抱き合った。
「昭雄さん・・・」
「和子・・・」

 重なる唇、絡まる舌、お互いの身体をまさぐった。31年前に俺の男根が貫いた、処女だった和子の女唇は、すっかりドドメ色だった。
「生でいいか?」
「ええ・・・そのまま中に・・・もう、終わってるから・・・」

 微笑んだ和子の顔に刻まれた皺が、重ねた年齢を感じさせた。根元まで入れた。「アァ・・・アァン・・・」懐かしい啼き声で身を捩る和子は可愛らしくて、妻より2歳年上の52歳でも、妻より若く見えた。

 抱き合って、舌を絡めて上と下で繋がった。経産婦の和子は、上手に躾けられていて、自ら腰を使って男根を味わっていた。シーツを握る和子の左手の薬指には、俺と違うデザインの指輪が光っていた。

 もし和子と結婚していたら、こんなふうに・・・そんなこと思いながら腰を振った。
「和子・・・出すぞ・・・」
「出して、中に出して、昭雄さんの精液中に出してぇぇぇぇぇ・・・」

 ドクドクドクドク・・・和子の中に大量の精液が注がれた。男根が抜けると、女穴から逆流した精液がドドメ色の女唇を卑猥に彩った。

 暫く余韻を楽しんだ後、シャワーを浴びながら、「俺達、年取ったよなあ・・・」と言って笑った。帰りの車の中は、お互い無口だった。婚外性交・・・しかも生・・・そしてそのまま中に出したことは、妻に対する贖罪を生んだ。

 きっと和子も、夫への裏切りを後悔していたのだろう。次第に募る激しい罪悪感、俺達はこのままの関係をずっと続け手はいけないと思った。離れたくないかったけど、このままでは家庭を壊すのが明白だった。

 和子を車から降ろした。「お疲れさま・・・」「じゃあな・・・」家に向かって歩いていく和子の背中を見て、和子を不幸にできないと思った。

 たった一回の元恋人同士の浮気中出しは、その後、会うたびに「もう一度」という思いと「もう二度としてはいけない」という思いが交錯した。和子を求める心と、妻に対する贖罪の念、気が狂いそうだった。

 決して消えない和子への想い、募る想いが苦しかった。あの時、抱かなければよかったと思った。だから俺は、異動希望を出した。和子を思い出さないように、この街を離れようと思った。

 二年で転勤になった。最後に和子と会った。
「二度目のお別れは哀しいけど、私、昭雄さんと出会えて、本当に良かった。抱いてくれて、ありがとう。さようなら・・・」
「人生で最後の恋が和子で良かったと思ってるよ。さよなら・・・」

 多分、もう二度と会うことはない和子とお別れして、俺は本社のある県庁所在地へ向かった。都会に住めるから、妻はご機嫌だった。俺は寂しさの中、どこかホッとした気分にもなっていた。

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最終更新日 : 2020-11-29