風俗嬢が妹に似ていたので指名した体験談

 40も過ぎて自分は童貞だった。周りには、自分の娘に子供ができた、なんて話も聞くほどなのに、この差は何なのだろうか。あまりにも悲しくなって、普段はけちな自分であるが、銀行から10万円ほど下ろして風俗街に初めて足を踏み入れた。

 特に店を決めるでもなく、ただ悲しくて恥ずかしい気分を心に秘めて、最初に目についた店に入った。店員からの幾つかの質問にしどろもどろになりながらも答え、パネルより指名してソファに座った。

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 しばらくしてエレベータに通され、着いた階層には女が一人。脱衣の容易な薄い服を着たその女は、自分の妹に似ていた。というよりも、妹だった。早くに家から出て行った妹は、年齢を偽ってここで働いていたのか。

 向こうはすっかり兄の顔を忘れているようで、何も驚くことは無く、こちらにお辞儀をして私を部屋に通した。妹の年齢に似つかわしくない、幼げな持ち物が床の隅に散乱していた。

 少し硬いベッドに腰をかけて、軽く話をして、その流れで自分が童貞であることも告げた。やはり自分は客であり、普通の人なら嫌悪感を顔中に表してこちらの人格を否定しだすものだが、妹は気にも留めてない様子だった。

 気遣ってそうしてくれたのだろう。妹ではあるものの女性の前で初めての脱衣をし、彼女はシャワーをかけながら私の身体に指をすべらせ、後身体を拭きながら彼女自身の洗体を見た。

 尻は少し垂れ、色の褪せた緑色のタトゥーが腰を覆う。似たような柄のものが片胸を覆い、陰毛の濃い辺りには妊娠線が見えていた。優しく肩をベッドに誘導して、妹はキスをしてきた。

 少し苦い舌が前歯をつるつると舐めて、古いコーヒーの様な吐息を吹き込んできた。そのまま唇を首から胸に走らせ、醜くつぶれた乳首を舐め回される。くすぐったいが、それ以上では無い。それはフェラに移っても同じで、こんなものなのか、と落胆した。

 そして慣れた手つきでコンドームを取り出し付けると、腰を落とした。老けて皺も出だした妹の顔が演技的に気持ちよさそうにして、徐々に硬さを失う自分のものは妹の中を往復し、私はというと退屈そうな表情を浮かべていた。

 全身の重みが尻よりかかり、硬く打ち付ける骨の部分だけ私の皮膚は陥没した。性器はというと、妙に気持ちの悪い生温かさで、こたつで温めた刺身をくるんでいるようだった。

 結局そのまま中で柔らかくなってしまい、妹の慰めの声と気の抜けたフェラだけが残り時間を埋めた。店の人の無感情な目に身を映しながら、ぬるい空気の外に出た。

 兄と気付かない妹の残していった懐かしく古い香りと、出された緑茶を飲んでも未だねばつく口腔が、薄い暗がりと湿気に溶けていった。これが40も越して待ち望み、金に頼ってまで得た初体験なのか、と思うと、今でも死にたくなる。

 あれ以来風俗も不信になって仕舞、誰ともセックスができない状態で十余年が過ぎてしまった。そして今日も、本当に自分に必要なものはセックスではなくて、誰かと楽しく話したり、仲良くすることなのではないか、等と、ぶつぶつとつぶやく。

 唯一の親族である妹に電話でもかけてみようかと考えながら、一人で定年までに残された仕事をするのだった。

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