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2019-02-23 (Sat)

運送会社に勤めていた頃の話

 これは俺が運送会社に勤めていた頃の話だから、少し前の話しにはなります。俺がこの仕事を選んだ理由は、ひとりで誰も気にかけず仕事が出来るっていう事で運送会社を選んだのだが、違法駐車の取締が厳しくなって

 通称:緑の奴ら(警察OBなどで構成されている緑のユニフォームを来た違反切符切ってくるオヤジ)が街を徘徊しているというのもあり、運送会社では「ヨコノリ」っていう、配送助手をつけるという事になっていたのだった。


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 このヨコノリは、いちおう契約上では運転はせず、助手席に乗っているだけ。(つまり、配達中に停車している車の中で待機し、違法駐車を免れるための対策)だから給料も時給800円とか、そんな感じで安い。

 そしてそのヨコノリに応募してくるヤツっていうのも、大半が60くらいのオヤジと、40すぎのオバチャンばかり。若い子もたまに応募してくるが、1週間もすれば大抵のヤツは辞めていく。っていう、そんな感じだった。

 俺もこの運送会社に勤めて半年くらいは、ずっと競馬の話ししかしないオッサンとか、パチンコ中毒のオバハンとか、そういうのばかり乗せていたが、いきなり俺にとってラッキーな展開に運命が転がり込んで行くのだった。

 これから話すことはもちろん、俺の人生の中でもっともツイてた期間の話しになるし、むろんこの先も、こういった展開になる事はまずないと思う。

 当時はてんやわんやであっという間に楽しみながら、焦りながら、興奮しながら過ぎていった数ヶ月だが、こうして文に表してみると、本当に長くなる予感がするので、もう一度言うが、かなり長編になる思う。では始めます。

 俺がその日、いつもどおり8時に出勤し、その日配達する荷物をトラックに積んでいたら、いつものように8時30分出勤のヨコノリがゾロゾロと着替えてトラックを止めている拠点に現れてきた。

 とくに、ヨコノリが乗る車は指定されていないので、ドライバーは適当に気の合うヨコノリを乗せたり、こだわりなく誰でもいいドライバーは誰でも適当に乗せたりと、とくになにも決まってはいない。

 その時、偶然俺の当時のヨコノリになったのが、島田彩乃だった。(以下、彩乃)俺にとっては彩乃のような若いヨコノリを乗せるのは始めてだったが、(ま、半年も勤めてたらこんな日もいつかはあるだろ)と特に、なにも期待しないでいた。

 この彩乃は後でした会話の中で分かったことだが、年齢は20歳、最近、親に高い金を出してもらって行ってた専門学校をやめてしまい、家でゴロゴロするな! とりあえずなんでもいいから仕事をしろ。

 と親に言われ、そんな中、偶然地元のコンビニで遭遇した、中学の時の同級正の、藤。という女子から紹介されたのが、この仕事だというのだった。※後述しますが、この藤というのともエロ展開に発展していきます。

 藤からは「横に乗っているだけでいい」「面接しても100%合格するので落ない」という、この2点が志望の動機だったという。たしかに、ここ2、3週間前から、彩乃と同じような小柄な背格好の女の子が入ってきたな。

 っていうのは知っていた。ただ、彩乃がちょっとしたヤンキーかじってる明るい性格なのに対し、藤は話したことはないが、肌は白く、肩までの黒髪ストレートで彩乃とはまったく正反対な感じの子たちだった。

(なんか、茶髪で明るい女の子に対をなすのが、おとなしめの黒髪の女の子って、アニメとかゲームでよくある組み合わせですがww)それで俺は彩乃を助手席に乗せて、その日の流れを説明した。

 この拠点から30分くらい離れたエリアが俺の配達区域になっていて、午前中は商店街などに荷物を配る。だいたい午後からはマンション系が入ってくる。16時半くらいに終わって、それから戻るので、17:15分には上がれるだろう。と。

 それから配達中、ずっと彩乃と世間話をしながら配達をしていった。その中で、彩乃の志望の動機や、今の近況。そんな話し散々し、俺にとっては(よくしゃべるヤツだなww)と、まんざら悪い気もしなかったし

「ちょっとこの小包、206号室と、505号室に届けて」というと「はいはーい♪」と動いてもくれて、今までの競馬オヤジとか、パチンコオバハンとかと乗っているよりかは、断然、心地よいものがあった。

そして昼休みが終わり、車を止めて荷台の中にはいって、検品をする時間になった。 検品というのは手に持っている配達伝票と、実際に積まれている荷物の数があっているかどうか、という検査である。(盗難にあってないかなど)

 そして俺はいつもは、オッサンとかオバハンを乗せてた時は「ちょっと待ってて」とひとりで荷台にはいり検品するのだが、その日は彩乃も一緒に荷台の中に入ってもらった。それで俺が伝票を読み上げ、彩乃に荷物があるかを探してもらうのだった。

 ただこの時、俺の中にちょっとしたエロスイッチがはいった瞬間でもあった。俺の会社のユニフォームは、つるつるした生地で、けっこう体に吸い付くような感じがあるので、彩乃が荷物をとろうと前かがみになったり、

 俺に尻むけて奥にある荷物を確認しようとした時に、胸元がみえたり、尻向けたときなんかは、ガッツリとパンティラインが、クロッチ部の縫い目まで見える状態になるのである。

(これはこれで目の保養になるなww)とそんな光景を楽しみながら検品作業をしていたのだった。そしてその日の午後、運転しながらの世間話は進んでいき、あるテーマに差し掛かった。それは俺の「こんな仕事よりも他に仕事なかったのか?w 安すぎて生活できないだろw」

 といったセリフに彩乃が食いついてきたのだった。彼女の言葉を借りて表現します。「うんー、そうやねん。安すぎる>< でもとりあえず働かなあかんし。。風俗とかも考えたんやけどなww」「は?風俗?マジでいってんのか?w」

「うんwwでもあんなん、夜でて朝帰りやろ?そんなんしてたら親とかに怒られるし、友達と遊ばれへんようなるやん。だから、今昼でもやってる風俗ないかなー。っていちおう探してんねんww」という・・爆弾発言をしてきたのである。

「風俗って簡単に言うけど、どれだけ大変かしってんのか?というか、風俗でもいろいろあるけど、どんな風俗かんがえてるんよ」「んー、できれば楽できるとこがいいんだけど、キャバクラとかはむり。変に人間関係構築するのがメンドイから。だから、セッキャバか、、まー。最悪は口で・・っていうのも考えたけど・・w」

「口でってww えらい簡単にいうなwwあのな、別に俺は詳しいワケじゃないけど、ああいう世界の設定って だいたい45分で7000円~なんだわ。俺が客として行った場合」

「うん」「それで店の取り分もあるだろ? だからひとりの客に対し、3000円くらい報酬が入ってきたらいいとこだぞ?で、さらに一日にそれで何人の相手をしなければならないんよ。

 で、その中の客には酔っ払いもいるだろうし、ヤクザもいるだろうし、めっちゃ不潔なやつもいるだろうし、いろいろ強要してくるヤツもいるだろうし。そんな現実を知ってて風俗かんがえてるんか?」ときいた。

 すると「ええ、、そんなん嫌やわ・・風俗やる気なくした」で、俺は続けた。「だったら俺が5000円払うから、口でやってほしいくらいだわww」とあくまで冗談で言ったつもりが・・

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最終更新日 : 2019-02-23