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変質者が尾ける・・1/5

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2011/06/17(金)
ストーカー男

「ごめんなさい。今日は留美子が休暇取っておりまして・・」さおりはクライアントに水入りの麦茶を差し出した。ちゃんとグラスもあらかじめ冷やし、ぬるくならないように心配りをしている。「お差し支えなければ、わたくしがお話をうかがいますが・・」
* 今月から『セックスカウンセリングルーム留美子』に、新規スタッフが入った。最近は激しい性衝動に悩む人が増えてきたため、人手が足りないからだ。新しく勤め始めたのは、留美子の大学院時代の同窓生・さおりである。

 今流行りのアダルトチルドレン(大人になりきれない大人)のカウンセリングをずっと行っていたのだが、そこを留美子がスカウトしたのである。さおりは最初、この引き抜きの誘いを断っていた。彼女自身、セックスには随分とトラウマがあるからだ。

 あどけなく、泣きそうなたれ目と、幼い顔に似合わぬ豊満な肉体というアンバランスさに、何度も男にしつこく言い寄られたり、痴漢された経験があるからだ。二十六歳になった今でも、その苦い経験は続いている。

 さおりが因っているのは、自分の気の弱さと淫乱さだった。誘われて、身体を撫でられると、ついついエッチに応じてしまう。それもイヤイヤというより、身体が疼いて、エッチせずにいられなくなってしまうのだ。

 さおりはこういう、自分の性格から目をそらして生きてきたのである。そのせいか、心理学を知りつくしてカウンセラーになったはずなのに、さおりはこの性の心理だけは、どうも、はっきりと把握することができずにいた。

「そういうカウンセラーの方が、いいのよ」だが、切れ長の瞳の留美子が断言した。「淫乱なくらいの方が、クライアントのエッチな心理に共感できるはずだからね。冷感症のカウンセラーだったら、お話にならないじやない?」

 この言葉が、さおりを留美子のカウンセリングルームへと動かした。クライアントをカウンセリングすることで、自分の多淫症を解く謎が見つかるかもしれない・・。そういう思いが湧いてきたからだ。

「・・わたくし、今月からこのカウンセリングルームのスタッフになった上条さおりです。どうぞ、よろしくお願いします」さおりはそう言って、目の前の男性に名刺を差し出した。

 瞳が大きく、びっくり顔をしている男だ。二十六歳。自分と同い年だというのに、何を悩んでいるのか、気になった。予約なしで飛び込みでカウンセリングに来てしまうほど、切羽詰まった問題なのだろうか・・。

「じゃあ・・お願いしようかな」男は木下と名乗った。プロフィールカルテに、プログラマーと書いている。さおりは受付を済ませ、彼を面談室へと招き入れた。室内は、さおりが毎週美しい切り花を活け替えて飾っている。クライアント達が少しでも心を和ましてもらえるように、という心遣いだ。こういうまめまめしさが、さおりの特長であり、美人だがガサツな留美子をうまくサポートできてもいた。

「どういった事を現在最も問題にしているのかしら・・」さおりの問いかけに、木下は弱ったなあ、と鏡を掻いた。言いだしづらいらしい。大きく見開いた目と、筋肉があまりついていない貧相な肉体が、さおりを前に緊張し、固くなっていた。

「じ、実は・・彼女にフラれて・・」ごく、と唾を呑む音がする。さおりは黙って哀しそうにうなづいた。最初はまず、相手に事情を全部吐き出させるのが、さおり流カウンセリングだった。自分がロを挟んでは、相手の気持ちを遮ってしまう。

 話したいだけ話させた方が、お互いにスッキリするのだ。木下は話し続けた。「付き合って二年目で・・結婚したい、と俺は思ってたんですけど、あいつは他の男に乗り換えちやつて」たどたどしく喋る彼の顔が歪む恥相当屈辱的だったのだろう。瞳の奥に、憎悪がチラリと横切った。「あんな女、もう忘れようと思ったのに、忘れられないんです・・だから、悩んでます」

「そう・・大変だったのね・・」さおりは唇を強く噛んでいる木下を見つめ、質問を始めた。「忘れられないと、どうなっちやうの?」木下はピクン、と肩をいからせた。

「・・つい・・、彼女の家に電話したり・・。彼女の家の前まで行ってしまったり・・」「彼女はちやんと応対してくれるの?」「いいえ!」彼の唇は渇き続けているようだ。先程から、しきりと唇を舐めている。「俺・・無言電話とかしかかけてないし。それに、彼女が家にいる時は、家の中に入らないし・・」「ちょ、ちょっと待って・・」さおりまでかすれた声になって質問した。

「それって、彼女の留守中にお部屋に入ってるつてコト?」「はい。合鍵を昔もらったんで」木下はあっさりうなづいた。「・・でも、このままだと、彼女の寝込みを襲ってしまったりするんじやないかと、自分でも心配になってきちやつてるんですよね」さおりはウーン、と頭を抱えてしまった。

(どうしよう。ストーキング症なのね)ストーキングとは、特定の人間を徹底的に付け狙う行為のことを言う。大抵、別れた恋人に対して行うことが多く、木下の場合もそれに当てはまる。治療方法は、ストーキング以上の情熱をかけられる何か、をクライアントに与えるべきだ、とさおりは以前から仮説を立てていた。

 だが、プロフィールを読む限り、この木下という男は、取り立てて趣味もない。彼女に対する入れ込みようは相当なものだったことだろう。こんな木下が、ちょっとやそっとの趣味のために、ストーキングをやめるなんて、考えがたい。

(どうしよう・・)さおりの頭は忙しく計算を始めていた。

2/5へ続く

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