俺の彼女は占い好き

 同僚のM子(望と付き合い始めて3ヵ月になるAさん(そのM子が最近占いに凝っているのは社内でもちょっとした噂になっていた。今日は、そんなM子の誕生日である。AさんはM子が欲しがっていたコンパクトカメラをプレゼントした。



 うわぁ、と目を輝かせて包みを開けるM子。
「カメラ、欲しかったから雑誌の懸賞に応募したのよ。ポストの方角も日にちも調べて出したから、きっと当たると思う。そしたらカメラ2つになっちゃうけど、ま、いいか。ありがとう」

(冗談じゃねぇよ、はずんだんだぞっ)
と、Aさんは拍子抜けしたが、毎度のことだと気をとりなおした。これからが本番、二人だけのお祝いだ。

 ホテルに落ち着き、ほろ酔い加減でベッドに横たわっていたM子を愛撫しはじめると、ふいにガバッと起き上がり

「ねぇ、この部屋、南はどっち? 玄関が南向きだったら困るわ・・」
(やれやれ、また始まった)と、知らぬ存ぜぬでただひたすら責めまくった。

 そのうちM子の抵抗も静まり(なにが占いだ!こうしてヒィヒィ言わせてやる)とAさんが没頭していると、またもやM子は「ダメッ!」とすばやく体勢を変える。

「バックはだめなの。今日はお腹を地面に向けると運が逃げちゃうのよ」

(ふざけんなー)とAさんはあきれたが、自分から体勢を整えたM子は、もう甘い声で肌をすりよせている。

(ま、いいか)と、諦めかけたAさんが再び高まって手を伸ばすと、どうもM子の動きがあやしい。ソワソワして落ち着きがない。
「どうした?」

 Aさんは優しくささやくように聞いた。すると
「12時過ぎたらバックOKよっ! 日付けが変わると星も変わるから」
M子は部屋の隅にある時計を気にしていたのだった。

(そんなことまで!)とあきれるAさんに、涼しい顔のM子
「先週、私が上になってあげたでしょう。だから私たち、こうしてまた、会えたのよ」

 とうとうキレたAさんは仁王立ちになり「いい加減にしろっ」

 肩で息をしながらM子に鋭い視線を向けた。しかしM子はまったく動揺する様子もなく、そっと目を閉じ、Aさんの頭の上に手のひらをかざしてきた。

「大丈夫、すぐ落ち着くわ・・。星の力が助けてくれるはず」
さすがに、背筋にゾツと悪寒が走ったAさん、その後、無心でつきまとってくるM子から、必死に逃げている。



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