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2018-09-11 (Tue)

しばらくは性の官能の世界に

 彼から連絡があった。これから会いたいと。彼は大学生。いつも平日の昼間に連絡がある。私には主人がいるから。彼は、いつも私のことを可愛いとかセクシーとか言ってくれる。

 街中の人通りのある道の片隅で私を抱き寄せて路チューしてくる。恥ずかしいけど、嬉しい。主人からは、決して言ってもらえない言葉。人前でのチューなんて絶対にしてくれない。


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 彼は19歳。22歳も年下の大学生の我儘な呼び出しに、少し非難めいた事を言いつつも、断れない私。主人に内緒で他の人に会いに行く。彼の性欲のために、私の性欲のために。

 彼と会うときは、スカートで行かないといけない。そして、上下とも下着は着けてはいけない。彼がすぐに触れるように。人が居なければ、歩きながらスカートの下から手をいれてくることもある。

 スカートが捲れ、見えそうになる。人気がないといえ、恥ずかしくて拒否するが、止めてくれない。本気で拒否しないと思ってるから。スカートの中の彼の指が濡れるから。

 そして、いつも彼に連れていかれるのは、海とか山とか廃屋や立体駐車場の階段など、ほとんど人が訪れることがないような、どうすればこんなところを見つけられるのか、不思議に思う場所ばかり。

 到着すると、彼はレジャーシートを広げだす。私は、不安な思いで周囲をキョロキョロ。レジャーシートを広げ終わると、その上に私を立たせ、自分は少し下がって、いつもの言葉。

「脱いで」抵抗を覚えながらも逆らえずに、彼に背中を向け、一枚ずつおずおずと着ているものを脱いで裸になる。「こっち向いて」彼の言葉に前を隠しながら振り向く。「手、降ろして」ゆっくり手を降ろすと

「回って」私は、その場でゆっくりと回る。一周して上目遣いに彼をみる。「綺麗だよ」って彼はいつも言ってくれる。それを聞いて、緊張が解け、笑顔になってしまう。

 22歳も年下の男性の言い成りなっていることに恥ずかしさと腹立たしさも覚えながらも、いつ否定されるかと不安もある。「綺麗だよ」の一言で、今日も私の裸を22歳も年下の彼が認めてくれたことが、恥ずかしくて、嬉しくて。

 レジャーシートの上に毛布を広げ、あぐらをかいて座る彼。横に座るとグイと引き寄せ、ギュッと抱きしめてくれる。若い性欲かも知れないけど、女として強く必要とされていることは嬉しい。

 長いキスの間に彼の手が私の体をまさぐる。主人との営みの時は、感じ始めるまでしばらく時間が掛かる。主人の愛撫は嫌いではないし、私が感じ始めるまで時間を掛けてくれるし、不満はなかった。年下の彼に出会うまで。

 彼に出会って、下着を着けずにスカートで外出したり、今日の駐車場の階段のように、彼に言われるまま今まで想像もしなかったシチュエーションで裸にされたりすることにどこか魅かれています。

 誰かに裸や行為を見せたい訳ではありません。むしろ、絶対に見せたくありません。世の中には、裸や行為を人に見られることに快感を覚える人がいると、話には聞いていますが、受け入れられません。

 それは、今までもこれからも変わらないと思います。彼と出会い、屋外というありえないと思っていたシチュエーションで言われるままに人知れずに行う秘め事が、私は好きなんだ。と気付かされました。

 40を過ぎ、正直主人との営みの回数も減ってきています。時には、寂しくて一人家でオナニーすることもありましたが、イク前に冷めてしまって切ない思いもすることが多かったです。

 年下の彼からの連絡がしばらくないときは、某所の広い駐車場の片隅に車を停めてシートの陰で裸になり、主人ではなく年下の彼を思いながらオナニーをするようになってしまいました。

 今までの人生の中で、彼ほど性的に相性の良い人はありませんでした。昔から強めの口調でエッチなことをさせられることは、嫌いではありませんでしたが、それを許すとどんどんとエスカレートとして行き、それが嫌で別れたこともありました。

 でも彼は、人前で裸にさせるような事もなく、二人きりの世界を作ってくれます。程よいS感で私のMの部分を刺激してくれます。私は、主人と別れるつもりはありません。

 年下の彼もそれを理解しています。いずれ彼は、私の前から去っていくでしょう。その日まで、官能に浸りたい。

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最終更新日 : 2018-09-11